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学校に行かない子どもはけっこうかっこいい


前の学校のことですが、“いじめ”の事実を先生に話しても、「悪気ではない」とか「あいさつだ」と言われてずいぶん腹が立ちました。あいさつで人を蹴ったり、わざとぶつかったり、物を投げたり、汚い事をしたりするのでしょうか? そんなあいさつを誰がしてほしいと思うのでしょうか? あげくのはてに、「○○君が神経質だからそんなふうに考えるんですよ。××はとてもそんなことができる奴じゃない」と、嫌がらせをする子どもをかばいました。こんな先生のいる所じゃダメだって強く思いました。

また、問題を起こしてどこかへ行っていた生徒が学校に戻ったときに、「今なら見回りを強化しているから学校へ来ても大丈夫だ」とか、「休み時間がこわいのなら職員室においで」とか言ってくれたけど、そんなこと言うこと自体おかしいってことを、ほんとうにわかっているのかなぁって思いました。

転校先の先生は、さすがによく気を使ってくれました。特に前の学校の生徒が同じ学校に転校してくるときには、細かな配慮をしてくれてうれしかったです。今の先生も通知表に「かけがえのないクラスの仲間○○君」とよびかけてくれてうれしかったです。

教育相談質の先生も一生懸命という感じでうれしかったけど、やっぱりどうしても学校へ戻したいんだなぁと思いました。他の相談機関で、「学校へ無理に行かなくてもいいんですよ」と言われ、ずいぶん驚きましたが、結局これが一番子どもの心を落ち着かせるものとなりました。

悔やまれるのは、もっと早く一番に「学校へ行かなくてもいい」「悪いことじゃない」ってことをいってくれる所に私が行かなかった事です。学校は行くものと言う意識がずっとあったし、新聞で東京シューレのことに関する記事とかを読んでいたけど、何も自分のものにしていませんでした。だから自分の耳にじかに「学校に行かなくてもいい」という言葉が飛び込んできたときには、本当に安心しました。

子どもが今まで通っていた学校に、私が今生徒だったら行きたいと思うだろうかと自問してみました。いいえ、絶対イヤです。でもきっと、行かなきゃいけないと思って、青白い顔して、死んだ気になって行ってるだろうなって思います。

私は、学校に行かないことを決意した子どものことを、けっこうかっこいいと思っています。

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