FUTURE不登校を考える会ロゴ
サイト内検索:
みのむし
携帯ページ携帯にURLを転送 送り方
Since 2002/7/7   Last Update 
トップページ
初めての方へ
不登校トピックス
新聞切抜き帳
親が語る不登校
子どもが語る不登校
インフォメーション
ライブラリ
進路情報
掲示板
通信バックナンバー
つれづれなるままに
リンク
ご意見・お問合せ
ご相談について
WeatherEye
fonte kyoukinet
自助グループへのメッセージ

* 自助グループとは

  1.  「自助」というのは「自らを助ける」ということですが、その定義は「自助とは、自らの努力で自らを救うことであり、自助集団とはそうした人たちが集まり、それぞれの力を結集して、より大きな力を生み出す組織のことである」とあります。

  2.  自助グループは趣味のサークルとは違います。つまり、病気や障害など、人生上の大きなできごとに出会い、今までの生き方を変えざるをえなくなった人が、お互いの体験を分かちあうことによって、生きる力と希望を見出していくものであって、単に気の合う者同士が集まったサークルなどとは全く違います。また、社会運動のために集まった政治団体とも違い、あくまで自分たちによる自分たちのための集まりなのです。

* 体験談について

1.体験談は批判されない

体験談は決して批判されません。批判する人は体験談を話したメンバーを上から見おろしていることになり、上下関係をつくることになります。これは自助グループにとって「危険な状態」です。「司会者、経験者などが支配的になってしまうと、もうその例会はまったく機能しなくなる。ひとりひとりの発表が終わる度に、いちいち批評するだろう。時分の好みの発表は極端にほめ、反対の場合は注意したりする。指示的、支配的傾向の強いベテラン会員が、我々にとって一番大切な例会を駄目にする」と言われています。

2.自分のことを話す

家族メンバーの場合でも、本人のことを話すのではなく、家族自身の体験談を話すことが大切です。本人のことばかり話す人はまだ本人にとらわれており、そこから離脱することが大切なのです。「家族が私たちのことを語り続けてくれることは私たちにとって非常に重要だが、家族自身にとっては自分の体験を語ることがもっと重要である。私たちの不登校に悩まされ、苦しみ、そうした生活の中で揺れに揺れた自分の心の動きを語ることで、自分のもっている 病んだ部分 を回復させることができるからである」と言われています。

3.体験談は変わっていく

「例会に言っても、毎回同じ話ばかりで、もう話すことがない」という人がいますが、過去の体験談でもその人の成長(回復)につれて変わっていくものなのです。過去の事実そのものは変わらないにしても、それを見る目が変わっていきます。つまり、過去が新しい色でぬりかえなれる訳で、過去の意味も変わってくるのです。そのことが、成長し回復に向かっている証拠とも言えましょう。

4.機密保持の問題

「どの程度までグループの外で話しても良いか」あるいは「この場で聞いたことは一切外で話さない」のかなどを決めておく必要があります。そうしなければ、安心して心を開いて話すことができません。


* 例 会

1.例会ではメンバーは対等

例会では、会長とか副会長というような役割はありません。古い・新しいもありません。ですから、例会では「さんづけ」で呼び合い、なるべく「〇〇会長」と呼ぶことは避ける方が良いと思います。「例会の中身は役職や体験歴に関係なく平等な立場で参加した我々がつくる。縦組織とはまるで関係のない横一線の形で進められる」ものであり、「縦組織のリーダーとして選ばれた人たちは、それなりの人格、識見、行動力のある人であるが、その能力を発揮するのは組織の運営だけである。組織から与えられた権限を例会にまで及ぼすと、せっかいの人望を台無しにし、ついには例会そのものを衰退させる」のです。

2.例会は体験談が中心

「会長や副会長が参加者に訓戒を垂れる訳ではない。経験の長い会員が、新しい会員に生き方などを教える訳でもない。司会者が会員の発表の論評を加える訳では勿論ない。独特の不登校論を押しつける会員、お説教ばかりする会員、ひいては例会そのものを取り仕切ろうとする会員……そうした指示者や支配者のいない例会は、自分を素直に語れ、人の話を謙虚に聞くことができて収穫が多い」と言われています。


4 世話役(役員)

*  世話役は「人のうえに立つ役」ではなく、「偉い人」でもありません。
* 世話役をしていると、「偉い人」になったような錯覚に陥りやすい傾向があります。「自分はこれだけやっているのだから」と。
* 他のメンバーも「お世話になっているから」と世話役を祭り上げてしまいます。
* 組織が大きくなると、外に対しての「顔」が必要になり、世話役の権限が大きくなってしまいがちです。権限は最小限にすることが大切です。
* 例会に権限をもった世話役は必要ありません。世話役は、グループが組織として動いている時だけ、世話役として活動します。


5 メンバー同士の相談活動

1.あくまで体験を語り、指導はしない

メンバー同士の相談でも「自分の場合はこうだった」という体験を語るだけで、「こうしなさい」というような指導は極力避けます。相談した人は語られる体験の中から、自分に取って有益と思われるところを自分の吸収して、どうするのかを決める訳です。こう考えますと、相談も例会と全く同じとも言えるでしょう。

質問に答えたいと思うときには、「私もそのような経験があって、このようにしたら、こうなりました」と、自分の体験を語るのが最も良く、「そのような時にはこうすべきだ」という「指導」は良くありません。これでは先生対生徒の関係になってしまい、「対等」な仲間ではなくなってしまいます。体験談というものは、聞いた人がその中で自分の役に立つと思われるものを主体的に吸収するものであり、決して自分の体験を他のメンバーに押しつけるのではありません。

2.自分の体験だけはオールマイティーではない

同じ体験をしているということが、自助グループの最大の武器ですが、逆に自分の体験が100%他のメンバーに当てはまるという保証がないのも事実です。細かいところでは微妙に違う訳ですから、自分ひとりの経験を絶対視するのは危険でしょう。

3.相談のルールづくり

短所を補うために、例えば次のようなルールを決めるとよいでしょう。

* 限界をわきまえる。
* 専門職に相談すべき内容もある。
* 一人で抱えこまずに、二人で組んで相談を受けることも考える。
* 個人的に受けた相談の内容は他のメンバーにも話さない。
* あくまで「自分のためにやっているのだ」と考える。
* 指導はせずに、自分の体験談を語る。決めるのは本人。


相互援助(相互学習)が基本、新人からも学ぶ
専門職との違いを認識し、利用しても利用されない



自助グループに求められる12カ条

*  自助グループがたよりにするものは体験談であり、専門知識ではない。
*自助グループは例会が中心となり、その例会は体験談に始まり体験談に終わる(助言指導は存在しない。お互いが学ぶ)。
*体験談は批判されない。語る者は自分を語り、聴く者はしっかり耳を傾ける。
*個人の秘密はいかなることがあっても固く守られる。
*メンバー(会員)は対等な仲間であり、上下関係は存在しない。
*自助グループは相互援助を基本とし、新人からも学ぶ。
*仲間を援助することは、自らを援助していることである。
*これからのこと決めるのは本人自身であり、ひとりひとりの主体性が尊重される。
*自助グループは依存ではなく、自立をめざしている。
*グループの運営には全員が参加する。
*世話役(役員)は裏方であり、権限を持ったリーダーではない。
*専門職員に対しては、利用しても利用されない。(自助グループとしてのアイデンティティの確立)。

上に戻る

* Networks
親の会やフリースクールのネットワーク
登校拒否を考える全国ネットワーク
フリースクールネット
登校拒否・不登校問題全国連絡会
* Books
会員の投稿や、このサイトに掲載中の文章が載った本
すぺしゃるToy's Box
すぺしゃるToy's Box
てらこやおひさま編
詳しくは

親にできることって?
不登校新聞ブックレット
親にできることって?
詳しくは

BACK

機能しない場合は、ブラウザの「戻る」ボタンを利用してください。

このホームページはJava Scriptを使用しています。一部機種では正常に表示できない場合があります。
Copyright(C)2002-2008FUTURE 不登校を考える会 著作権・リンクについて